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やっとかめ文化祭の『旅する判子コレクション』

今年で4年目を迎える、名古屋市のイベント「やっとかめ文化祭」。

その、やっとかめ文化祭のスタンプラリー「旅する判子コレクション」の台紙と判子を
天神堂小島印房で製作させていただきました。

今年のやっとかめ文化祭も、芸どころ名古屋を楽しめるプログラムが盛り沢山です!
名古屋は、面白い不思議な魅力が、掘ればまだまだ出てくる街なのかもしれません。


スタンプラリーで、どんな判子が捺されるかはその場その場のお楽しみなので、
ひとまず台紙のデザインについて説明させていただきます。


台紙



◇台紙の絵について

台紙のテーマは、旅のしるしを残す大地。

過去の亡霊も、漂白の旅人もいっせいに浮かび上がり、
まちの記憶が紐解かれ、忘れられた物語が再生する。
薄暗い「誰そ彼」の時間ならば、亡霊や漂白の旅人に会えるやも・・・!
そんなわけで、うっすらと暗くなっていく夕暮れの空にしました。


海・・・舟が渡る青い部分は海です。尾張古地図を参考にしました。
スタンプラリーは、この海の部分からはじまります。


山・・・名古屋から見える山々。
伊吹山には、白いおっことぬし。
御岳山の上には吉兆の鶴が羽ばたき、
笠置山には、笠を持った芭蕉さん。
恵那山には、祝福をしにやってくる「まれびと」が。
猿投山のふもとには、太陽を掲げた猿たち。



大地・・・「えぶり」で代掻きをする者(2コ目の判子の辺り)
※朳(えぶり)•••土をよせたり、ならしたりする、桑のような形の農具。
代掻きで田を祝福し、揺さぶることで、ねむっている大地の記憶を呼び起こします。
背後には豊作のかみさまが、おむすび(結び)を手に見守っています。
まだ旅は、始まったばかりです。


祭りの人々・・・実際に行われたお祭りの賑わいを描きたかったので、
江戸時代の浮世絵師、高力猿猴庵(こうりきえんこうあん)さんが絵で記録された、
豊年を予兆して行われたお鍬(くわ)祭りの絵を参考にしました。


らくだのキャラバン、獅子の人形・・・かつて大須を賑わせたという見世物興行。
こちらも、高力猿猴庵さんが描かれた絵を参考にしました。
もちろん、らくだのキャラバンの後ろには虹が輝いています。


煙がたつ小屋・・・星崎の、塩焼小屋です。
江戸時代、星崎・前浜で生産された塩は、
塩付街道から足助を経由して信州方面に運ばれていたそうです。


他にも、
エコバッグと湯呑みをゲットしたヤマトタケル、
草薙の剣、とぐろを巻いた白蛇、
貝(名古屋市熱田区では貝塚が、弥生土器、石器、骨器とともに出土しています)
名古屋城を築く際の「石曳き歌」
鉄を作って運ぶ人・・・
などを盛り込みました。



そして、判子は全部で25種類!
やっとかめ文化祭のプログラムや、名古屋にまつわる判子が中心となっています。
プログラムに参加したり、スタンプラリー対象の和菓子屋さんごとに
いろんな絵柄の判子を捺してもらえます。

判子が20コ集まると、文化祭オリジナルの湯呑みプレゼントと、特大の判子も捺してもらえます!


この台紙の大地に、どんな旅の足跡が浮かび上がるか。
どんな詩(うた)が聴こえてくるか・・・。

ぜひ、楽しくコレクションしてください!


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『旅する判子コレクション』の詳細です。
台紙は、各イベント会場で配布されるそうです。
http://yattokame.jp/rally/


やっとかめ文化祭について http://yattokame.jp/about/
10月29日(土)~11月20日(日)開催です。



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